基本方針

　これまで一般社団法人延岡青年会議所はスポーツを通じたまちづくりを精力的に行ってきました。新型コロナウイルス感染症の影響により生活環境が一変し、これまで当たり前のように開催されてきたスポーツを通じた交流やまちづくりは中止を余儀なくされました。本年創立６５周年の節目を迎える延岡青年会議所は、困難に直面している今こそ新型コロナウイルス感染予防対策をしっかり行い、スポーツの可能性を最大限に活かした夢づくり、人づくり、まちづくりをおこなっていく必要があります。　

　まずは、子どもたちがスポーツを通じて、勝つことの喜びや地域間交流により協調性を磨くとともに成長する機会や挑戦できる場を提供し、メンバー一人ひとりが運営や準備を通して様々なことに挑戦し成長するために、ＪＣ杯少年サッカー大会を開催します。口蹄疫の復興を目的として発起された本大会は、新型コロナウイルス感染症の影響から３年ぶりの開催となります。九州各地の４８チームが参加する九州屈指の大会となった第１０回大会を継承し、新型コロナウイルス感染症からの復興を目指す一歩とします。そして、スポーツには老若男女問わず世界中の誰しもが熱中し感動を覚え、スポーツを通じて絆をはぐくみ、地域を盛り上げる力があります。夢や希望を持った子どもたちは地域の活力であり宝です。その子どもたちとスポーツを通して積極的に関わっていくことが地域を盛り上げていくことに繋がり、明るい未来、人口増加に繋がっていくと信じております。さらに、延岡青年会議所は創立３５周年の際にアスリートタウン構想を提唱し西日本マラソンやゴールデンゲームズⅰnのべおか等のスポーツを通じた運動に積極的に参加することで、夢づくり、人づくり、まちづくりに取り組んできました。 私たちは先輩方より継承した熱い思いを受け継ぎ、子どもたちの夢や希望を育むことで、地域活性化を目指し現状に満足することなくさらに可能性を見出すために一歩を踏み出し行動していきます。新型コロナウイルス感染症により状況が刻一刻と変化する中で、メンバー一人ひとりが自覚と責任を持って今できることを模索し、すべてのスポーツ事業に積極的に関わっていくことで地域を持続的に発展させ様々な年代の方に元気と勇気を与えてまいります。

　一年間を通した私の活動はすべて新しい経験であり挑戦になります。その中でスポーツを通じた運動に参画できる喜びや新たな出会いに感謝をするとともに、失敗を恐れず情熱を持って何事にも挑戦していきます。そして理事長の掲げる「一歩前へ！その一歩（ゆうき）が私たちの延岡（みらい）を輝かせる！ 」というスローガンのもと、メンバーとともに一歩を踏み出すことで絆を深め、切磋琢磨することで互いに成長する環境を築きます。魅力溢れる延岡の未来をさらに輝かせるために一年を通して全力で邁進してまいります。