基本方針

　延岡青年会議所は１９５７年７月２５日に全国で１３４番目の青年会議所として郷土愛溢れる２１人のチャーターメンバーにより設立され、６５年の歴史の中で、青少年育成事業、郷土愛の醸成、高速道路建設促進運動、アスリートタウン構想を軸とした運動の展開をしてきました。創立５５周年に「ずばなＢＩＴＯ構想」を提唱し、人が人を呼ぶまちの実現に向けて地域の魅力を発信できる郷土愛溢れる人財になること目指す運動を行い、創立６０周年より「城下町ブランド」の確立を目指し「延岡城下町プロジェクト」と題して継続的に運動を展開してまいりました。創立６５周年を迎える今、この延岡（まち）の発展に尽力されてきた先輩方や、家族、会社、市民の皆様や関係諸団体の皆様のお力添えに感謝の気持ちを忘れることなく、延岡の明るい未来のために魅力を生かした運動を行っていく必要があります。

　まずは、創立６５周年という節目で次の一歩を踏み出すために、延岡青年会議所のメンバー一人ひとりがより高い志を持ちこの延岡にかける熱い想いを更に強いものとし、活動や運動を行う中で仲間との絆を深めることで、新型コロナウイルス感染症の影響で経済環境や働き方が急速に変化する時代の中でも、次なる大きな一歩を踏み出すことのできる団体となり輝く延岡（みらい）を目指します。そして、延岡青年会議所の歴史を作ってきた先輩方や、様々な運動にお力添えをくださった関係諸団体、各地ＬＯＭの皆様に６５年の感謝を伝えるとともに歴史を振り返り、今後の運動の指針を示す記念式典を開催します。さらに、今後の運動をより円滑に行える信頼関係を構築していくために、感謝を胸に刻み、おもてなしの心を持ち延岡の豊かな食文化を活かした記念懇親会を開催します。また、新型コロナウイルス感染症の脅威により市民の生活や地域経済が被害を受ける中、メンバー一人ひとりがより住みやすいまちを創るという意識をより高め、創立６０周年より展開してきた「延岡城下町プロジェクト」で行ってきた運動をヒントに、輝く延岡（みらい）にビジョンを見据え、延岡の魅力を活かした運動を行っていくために、想いの溢れる人財育成や延岡の発展を促進する構想を打ち立て記念事業として開催します。そして、私たちの想いをこれまでの活動や歴史を残し、次世代に継承し延岡の更なる発展に繋がる運動を行っていくために、記念誌を作成します。

　個人が考える限界に挑戦するとき、大きく成長するその一歩（ゆうき）が延岡青年会議所をより良い団体へと発展させ延岡（みらい）を輝かせるのだと確信します。創立６５周年実行委員長としてメンバー一人ひとりの志気を鼓舞し、活気溢れる活動や運動が行える土俵を創り、実行委員会として延岡青年会議所の全員を巻き込んで行動することにより延岡（みらい）でよりリーダーシップを発揮できる人財へと成長します。そして、想い溢れるメンバー全員で創立６５周年に積極的に参画することによりメンバー一人ひとりのＪＡＹＣＥＥとしての意識をより高め、仲間との絆はさらに深くなり、魅力ある強固な組織となります。