基本方針

　延岡青年会議所は自分たちの延岡（まち）の未来は自分たちでつくるという想いのもと、このまちの発展に寄与してまいりました。渉外財政委員会・事務局は、延岡青年会議所という伝統と実績を築いてきた組織の支え役として、メンバーが様々な事業に意欲的に挑戦できるよう組織の基盤を整える必要があります。また、少子高齢化、核家族化および人口減少等の問題が一層表面化している現代において、地域のつながりや形態の希薄化、縮小化が進んでいくことから、関係諸団体との積極的なコミュニケーションや、他団体を巻き込んだ事業を展開し地域との連携を深めていく必要があります。

　まずは、会員及び賛助会員の皆様からお預かりしている大切な会費を効果的に運用するために、適切な予算の編成と経費の見直しをしながら、無駄のない効率的な執行管理を行うとともに、持続可能な事業の構築を推進していくことで、継続的に延岡（まち）に貢献できる組織運営を行っていきます。そして、私たちが運動を行っていくための調整機関及び決定機関である三役会や理事会を円滑に運営するために、各委員会との連携を密にすることで延岡青年会議所におけるネットワークの結節点としての役割を遂行し、7･5･3運動を徹底することで、建設的な議論が交わされる活発な会議を開催します。さらに、延岡青年会議所の運営に関する重要な事項を決定する場である総会への徹底した出席促進を図り、周到な準備と効率的かつ効果的な設営及び厳正な運営を行うことで、全メンバーが出席し、議決権を行使することで延岡青年会議所の一員であることの自覚を共有する総会を開催します。また、新たな気付きや経験、そして志を同じくする仲間と出会うことのできる個人の成長や機会でもある各種大会や事業に多くのメンバーに参加していただくために、専務理事と連携をとり、日本青年会議所、九州地区協議会、宮崎ブロック協議会、関係諸団体の情報収集に努め迅速かつ正確に発信することで、余裕のあるスケジュール調整が可能な環境を整え、出向役員の活動をメンバーと共有することで組織の成長に繋げていきます。そして、度重なる台風だけでなく、今後30年以内に高確率で発生し得る南海トラフ地震でも甚大な災害が想定されることから、防災事業を展開することで地域関係諸団体と積極的なコミュニケーションをとり連携強化を図っていきます。

　私は調整機関として全メンバーとの情報共有を積極的に行い、各委員長の挑戦が円滑に行えるよう努め、一人ひとりと心を通わせメンバーが能動的かつ積極的な挑戦ができるようサポートします。そして、九州コンファレンス2025に向けて個人の成長とともに組織の成長を図る組織運営に挑戦していきます。その組織運営によって、私自身が延岡青年会議所を支える人財に成長し、また延岡青年会議所がより魅力的かつ強靭な組織と成長できるように一生懸命、邁進していきます。