あくがれの人 若山牧水
あくがれのひと わかやまぼくすい
山牧水は、旅を愛し旅にあって各所で歌を詠み、数多くの名歌を残した国民的歌人です。
明治18年(1885年)8月東郷町に生まれ、その後延岡中学(現 延岡高校)に進み短歌と俳句を始め、18歳のとき、号を「牧水」としました。
明治37年(1904年)に早稲田大学文学科に入学。
同級生の北原射水(後の白秋)、中林蘇水と親交を厚くし「早稲田の三水」と呼ばれました。
大正9年(1920年)以降、静岡県沼津市に家族で住みましたが、常に牧水の心には故郷があり、『なつかしき城山の鐘鳴りいでぬ をさなかりし日聞きしごとくに』『ふるさとに帰り来たりてまず聞くは かの城山の時告ぐる鐘』など多くの故郷を詠んだ歌があります。
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