民航の草分け 後藤勇吉
みんこうのくさわけ ごとうゆうきち
明治29年(1896年)延岡市南町に生まれた後藤勇吉は、大正10年(1921年)、わが国第1号の一等操縦士と一等飛行士の免許を取得した、
民間航空の草分け的人物です。勇吉は国内初の日本一周飛行や高度5000m突破等、数々の快挙を成し遂げました。
その他にも、わが国初の旅客飛行や海外郵便輸送を成功させ、生鮮農産品空輸を行い宮崎の「日向かぼちゃ」の定着に貢献する等、「空の先駆者」として名を馳せました。
しかし太平洋横断飛行を目前にした昭和3年(1928年)、訓練中に佐賀県の山中に墜落。33歳の若さで亡くなりました。
毎年10月には勇吉の功績を顕彰する為、ペットボトルロケットとラジコン飛行機の飛行大会である「後藤勇吉メモリアル飛行大会」が行われます。
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