二の丸に「天下一」舞う 薪能
にのまるに てんがいちまう たきぎのう
「天下一」とは安土桃山時代から江戸時代初期にかけ「天下一」の称号を授けられた能面作家のことで、延岡市には「天下一」の手による能面が、内藤記念館に30点所蔵されています。
「延岡城址 天下一薪能」は、この「天下一の能面」を使用し能楽界最高峰の演者たちが舞う、日本を代表する薪能です。
秋の気配が濃くなる10月に延岡城二の丸跡の舞台に篝火が灯り、「千人殺しの石垣」が漆黒の闇の中に浮かび上がります。
深く重い太鼓の響きに、天を突くように響く笛の音。
一夜の幽玄の世界に観客を誘います。
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