ツチビノキ咲く 鬼の目山
つちびのきさく おにのめやま
県北の代表的な山の1つである大崩山の南に鬼の目山があります。
鬼の目山では水晶が採れ、その光り輝く様を鬼の目に例えてその名がついたと言われています。
鬼の目山の一角に鉾岳という岩峰があり、水量豊富な谷部の湿った場所に「ツチビノキ」が生えています。
この「ツチビノキ」は世界中でここ鬼の目山系にしか生えていない極めて貴重な植物なのです。
ツチビノキはジンチョウゲ科の樹高1mほどの低木です。
ツチビノキは6月から7月にかけて美しい花を咲かせます。
ジンチョウゲと同様に枝先に10個ほどの花をまとまってつけます。
つぼみのときはピンク色ですが、開花が進むにつれて次第に真っ白になっていくのが特徴です。
君は何枚覚えたかな?文字をクリックすると、かるたと解説が開くよ。